ピストン圧縮低温度自着火 Low-Temterature Ignition
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 自着火とはどういうものか,エンジンでは何が着火の要になっているのか,どういう性質が着火制御に使えるのか,その手段がなぜホルムアルデヒドなのか,他の安全かつ安定な物質はいかがか,物理的手段はないのか,着火に関して未知の問題とは何か,どういう情報が欠落しているのか,予混合圧縮着火機関は実現に至るのか,着火と火炎伝播は互いに独立なのか,着火する/着火しない の境界とはどういうことか,などについて順次掲載して行く.大学三年次程度の基礎的な科目となる地上階ないし山手線ホームに相当するところを先にということから "Web-oriented Transcript on IC Engine" を先行させ,自分の専門分野,自着火の領域,を後に廻してきた,そこのところをぼつぼつ始める.

 "ハイオクタンガソリンはなぜ自着火しにくいのですか" という問があるようだが、これに答えようとすると京葉線のホーム (地下四階) まで降りなければならなくなる."高めのギヤでの急加速や登坂時,低速高負荷時,にはなぜノッキングするのでしょうか" という問も見た.山手線ホームとした 「ノッキング,続き」 を読めば "低速時" の説明を見い出せようが,"高負荷時" のことはそれだけでは解らない.後半を納得してもらうには「低温度自着火の圧力依存性」を説明しなければならず,そこはやはり地下四階,京葉線のホームのレヴェルである.それらを順次ここに出そうというわけである.

低温度自着火とはどういうものか,着火の三領域
低温度炎:冷炎と青炎
低温度自着火とは,ピストン機関以外の例
オクタン価とは何か
低温度自着火の圧力依存性
低温度自着火の温度依存性
自着火制御,促進と抑制
衝撃波管, Shock Tube
低温度自着火の混合気依存性
撹拌燃焼器, Stirred Reactor
自着火まえ反応と火炎伝播との干渉
Livedngood-Wu 積分
ピストン圧縮低温度炎とポーリングバーナ炎の相似性
低温度炎発現の不均一性,Packet Nature
着火限界
低温度自着火への混合気流動の効果
熱爆発理論
 
化学反応論
低温度自着火への EGR 希釈の効果
火花点火機関への EGR
低温度炎のイオン化
低温度炎における PAH の生成
 
HCCI の燃焼効率

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